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【薬剤師の教育研修体制について】

薬剤部では、下記のような教育研修体制を構築して、薬剤師の卒後教育の充実を目指しております。

<チーム制の導入>

主任以上の役職者と経験年数の異なる職員でチームを構成し、困ったことなどがあった際には、身近な先輩に相談できる体制を導入しております。

<On the Job Training(OJT)の導入>

On the Job Training(OJT)とは、業務を通じて必要な知識、技能、態度を習得する

という手法です。

当院では、入職後に中央業務の研修を行う間、先輩薬剤師と複数回実践することで、

業務に必要な知識、技能、態度を身に付けるという体制を導入しております。

また、病棟担当となった場合は、1~2か月の研修期間を設け、先輩薬剤師とともに

病棟業務に必要な知識、技能、態度を身に付けるという体制を導入しております。

<ケースカンファレンスの導入>

業務終了後30分程度を目安に各病棟担当者、中央業務担当者がその日に行った

疑義照会の対応例、薬物治療支援の対応例などを報告し、その妥当性についても

検証しております。また、このような報告会を通じて、普段関わりの少ない領域の

知識、技能の習得、情報共有を図っております。

さらに、週1回持ち回りで症例検討会を開催し、各自が積極的に薬物治療支援を

行ったケースについて、その根拠となった情報を示すとともに、各種領域における

薬物治療の支援に対する思考プロセスを学ぶ場としております。

(※参加は個人の自由です。)

 

<学会活動を通じた教育体制の導入>

当院では、各種業務の質を向上する目的で、関連性のある学会参加を支援するとともに、各種専門・認定者、または認定取得希望者も支援する目的で、毎年、計画的に学会参加、学会発表を支援する体制を構築しております。一般的には、入職後2年目から業務と関連性のある学会に出張で参加し、入職後3年目以内にかながわ薬剤師学術大会で発表した後に、日本病院薬剤師会関東ブロック学術大会などでの学会発表を目指し、その後、各専門領域、関連性のある学会への参加、学会発表を通じて、各種領域での専門・認定薬剤師の取得を目指します。

(※学会参加はその内容に応じて出張扱いとなっておりますが、参加は個人の自由です。)

 

<外部研修会への参加>

医薬品情報を収集、評価、活用する上で必要となる、薬物動態の基礎知識、文献の評価方法、統計学的知識、薬物治療の評価方法を身に付けることを目的に、「薬物治療塾®」という外部の研修会に、これまで延べ90名程度の職員が積極的に参加しております。

また、神奈川県病院薬剤師会の主催する研修会、日本アプライドセラピューティクス学会の主催するワークショップにも積極的に参加をして、知識、技能の習得に努めております。

(※参加は個人の自由です。)

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